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たまはお母さんが連れて帰ってきた猫です。
ほんの5カ月ほど前のこと。
お母さんが近所の奥さんと道端で話をしていると何処からかか細い猫の鳴き声がきこえました。
今にも消えてしまいそうな声なので、ほってはおけずあたりを探すと、なんとごみ箱の陰に小さな子猫がうずくまっていたのです。
お母さんが抱き上げた時、子猫は震えていて「私が連れて帰らなければこの子は死んでしまう」と本気で思ったそうです。
あっこの家に来てしばらくすると子猫はすっかり元気になりました。
キャットフードよりも魚が大好物。
お風呂が大嫌い。
いつもは賑やかすぎるくらい元気なのですが、たまにあの時みたいに弱々しい声で鳴くことがあります。
別れたお母さんや兄弟を思い出しているのでしょうか。
そんな時あっこはたまをギュッと抱きしめて「ずっと仲良しでいようね」と話しかけるのです。
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